2020年10月3日(土)からDRAGON QUEST ダイの大冒険のアニメがスタートしました。
ジャンプ連載時にも一度アニメ化されましたが(1991年10月~1992年9月)、バランとの戦いの途中で打ち切りになりました。(バランがダイの記憶を消そうとするも、それを跳ね返し、バランが去っていくところで終了)
本ページでは2020年版アニメ1~10話の原作の収録話、原作との違いをご紹介します。
※この記事にはネタバレを含んでいます。
第1話「小さな勇者、ダイ」
放送日:2020年10月3日(土)
収録話 (原作) | 第1話:デルパ!イルイル!(前編) 第2話:デルパ!イルイル!(後編) |
---|
《原作との違い》
原作当時はまだ存在していなかったモンスターを多数確認。
ニセ勇者一行がデルムリン島のモンスターを傷つける残酷描写は控えめに。
ゴメちゃん誘拐後、ロモス城には行かずに、デルムリン島沖のロモスの船の上でニセ勇者一行と戦闘。
ロモス王も同行しており、船上で覇者の冠をダイに授ける。
第2話「ダイとレオナ姫」
放送日:2020年10月10日(土)
収録話 (原作) | 第3話:ダイ爆発!!!(前編) 第4話:ダイ爆発!!!(中編) 第5話:ダイ爆発!!!(後編) |
---|
《原作との違い》
ダイ達は地下に落とされず、ライデインも放っていない。
キラーマシンはパプニカの船を壊すことなく、デルムリン島の森の中から登場。バロンがキラーマシンの戦闘力に酔いしれる描写無し。
今後の展開を狙ってか、竜の紋章もはっきりと見せず。
レオナの儀式のシーンが追加されていました。
第3話「勇者の家庭教師」
放送日:2020年10月17日(土)
収録話 (原作) | 第6話:勇者の家庭教師!!の巻 第7話:ダイ特訓!!!の巻 |
---|
《原作との違い》
ガーゴイルが真っ二つに切られていることに気づかない・・・という描写は無く、技の発動と共に真っ二つ。
アバンは島の奥の洞窟ではなく、空の見える広場でドラゴラム。
第4話「魔王ハドラーの復活」
放送日:2020年10月24日(土)
収録話 (原作) | 第8話:メガネをかけた竜!の巻 第9話:魔王の出現…!?の巻 第10話:ハドラーの正体…!?の巻 第11話:対決!!ハドラー対アバンの巻 |
---|
《原作との違い》
ダイの海波斬を受け、アバンが鼻から出血した後、バンソーコーではなく、ダイの小さなヒャドで冷やす。
ハドラーは結界(マホカトール)に対して攻撃しない。
ハドラーがダイ達に放った呪文はイオラ(原作ではベギラマのような描写)。
第5話「アバンのしるし」
放送日:2020年10月31日(土)
収録話 (原作) | 第12話:アバンのしるしの巻 第13話:ダイ激怒!!!の巻 第14話:爆発!!最強技の巻 第15話:大冒険への旅立ち!!の巻 |
---|
《原作との違い》
アバンがハドラーに「少し時間をくれ」というシーンは、目の合図のみに変更。
アバンがメガンテを唱える瞬間、フローラのことを思い浮かべ、ダイとポップに「あとは頼みます」と直接叫ぶ。
ハドラーを撃破した後、デルムリン島にアバンの墓が作られる。
鬼岩城での、ハドラーによる魔王軍6軍団の紹介は無し。
第6話「獣王クロコダイン」
放送日:2020年11月7日(土)
収録話 (原作) | 第15話:大冒険への旅立ち!!の巻 第16話:魔の森のマァム!!の巻 第17話:獣王!!クロコダインの巻 第18話:獣王のおたけび!!の巻 第19話:集え!!アバンの使徒の巻 |
---|
《原作との違い》
ダイはロモスに行ったことが無いため、下手くそな地図に関する描写、マァムとミーナがネイル村に帰るシーン、ダイとポップが寝ているライオンヘッドを起こしてしまうシーンは全て省略。
クロコダインが魔王軍6軍団を紹介するシーンが追加された。(原作では「第15話:大冒険への旅立ち!!の巻」でハドラーが説明)
また、現代のPTA規制に則り、ポップがマァムの胸を突っついたり、鷲掴みする直接的なセクシー描写は無し。
マァムがポップをボコボコにする暴力描写も控えめでした。
第7話「マァムの想い」
放送日:2020年11月14日(土)
収録話 (原作) | 第20話:驚異の魔弾銃の巻 第21話:アバン・我らが師の巻 第22話:第3の仲間!!の巻 第23話:危機迫るロモスの巻 |
---|
《原作との違い》
ダイの大地斬によって目を負傷したクロコダインですが、原作では大量に流血していましたが、アニメでは出血描写が無く、すでに傷跡ができていました。
ネイル村の村長に魔法を教えてもらうダイは、メラを引っ叩いただけでなく、蹴とばしていました。
ポップがダイにオッパイ&ぱふぱふについて力説するシーンは、やっぱり省略されてしまいました。
第8話「百獣総進撃」
放送日:2020年11月21日(土)
収録話 (原作) | 第24話:百獣総進撃!!の巻 第25話:ダイの弱点…!?の巻 第26話:卑劣なり!妖魔司教の巻 |
---|
《原作との違い》
魔の森を抜ける最中、ダイがクロコダインと再び戦うことになるかもしれない・・・と思うシーンは削除。
翌朝、クロコダインがロモス城に向かうシーンでは、原作のように「復讐に狂った目」という感じではなく、冷静に百獣魔団を率いていました。
寝起きのマァムは下着姿ではなく、ショートパンツをはいていました。
第9話「ひとかけらの勇気」
放送日:2020年11月28日(土)
原作 | 第27話:ひとかけらの勇気!の巻 第28話:ポップ!命をかけろ!!の巻 第29話:奇蹟呼ぶ友情の巻 第30話:ダイ怒りの紋章!!の巻 第31話:小さな勇者たちの巻 |
---|
《原作との違い》
スピーディーな展開でほぼ原作通りでしたが、最後にガルーダがクロコダインの遺体を運んで飛び去るシーンが追加されていました。
アバンストラッシュを受けてクロコダインは出血しますが、血の色は青と緑の中間のような色でした。
第10話「いざパプニカ王国へ」
放送日:2020年12月5日(土)
原作 | 第31話:小さな勇者たちの巻 第32話:パプニカをめざせ!の巻 第33話:6大団長集結…!?の巻 第34話:謎の剛剣士の巻 第35話:魔剣戦士ヒュンケル!!の巻 |
---|
《原作との違い》
今回もストーリーはほぼ原作通りでした。
ヒュンケルの表情はあまり悪者感が無いように感じました。特に原作のガイコツは恐怖を感じる表情でしたが、アニメではゲームのドラクエ通りの、愛嬌のある感じがしました。土曜日の朝、子供が見るアニメであるためかもしれません。
コメント